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今はただ…

こんにちは、竹河せりかです。
暑い日が続いていますが、気がつけば今日から9月です。

そんな竹河は、現在放映中のアニメ『うた恋い』にハマッています。
↑は、同名漫画が原作。撰者の藤原定家が
「百人一首」のエピソード、特に
〝恋の和歌〟に絞って解説していくストーリーです。

詳しくはコチラ
http://www.anime-utakoi.jp/

ところで、「うた恋い」中でも紹介されているのですが

今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならで いふよしもがな

「百人一首」に取り上げられている
この和歌の作者は、藤原道雅(左京大夫道雅)

「百人一首」作者は歌人が多く
そのため、どうしても儀礼・歌合などで
公式に披露された作品が中心になってしまいます。

しかし、道雅は歌人ではありません。
この和歌は、道雅本人が悲恋に苦しみ、真実の心から生まれたものなのです。

藤原道雅は、11世紀初め(平安中期)の貴族。
中関白家嫡男・藤原伊周(藤原定子の兄)の子ですが
父の失脚と共に政治生命を絶たれてしまいます。
藤原道長の世では、一生出世の見込みはない青年貴族でした。

彼の恋の相手は、三条天皇の皇女・当子内親王
10歳で伊勢の斎宮となり、三条天皇の退位に伴い斎宮を退き帰京。
天皇の皇女&前斎宮の彼女は、道雅にとって〝高嶺の花〟の存在でした。

どういう経緯なのかは不明ですが
道雅が20代後半、当子内親王、15~16歳頃に、二人は出会ったと云われます。

二人の中を知った三条上皇は激怒、道雅は官位を解かれてしまいます。
(当時、内親王は生涯独身が通例で、よほどの相手でないと結婚はムリでした)。

失意に暮れた道雅が、内親王に送ったのが上記の和歌。

(今はもう、あなたを思うことはあきらめます。
でも、せめて最後に一目お目にかかって、お伝えしたかったです…
人づてではなく…)

↑意訳すると味気ないですね…やはり和歌は感性が大事。

この和歌は受け取った当子内親王も苦しんだのでしょう。
間もなく、落飾(出家)し、数年後、若くして逝去します。
一方、道雅も出世から遠く外され、「荒三位」と称される
素行不良な不良青年になりはててしまったとか。

藤原定家が「百人一首」に選んだことで
現世で結ばれる事のなかった二人の〝悲恋〟が
後世に伝わる事になったです。
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8月15日にちなみ

古代エジプト屋こと高杉ナツメです。
今回は日本史(?)な話をいたします。

日本人にとって、日本史上のキリスト教徒で最も有名な人といえば、フランシスコ・ザビエルでしょう。
そして、ザビエルが日本の鹿児島に上陸したのは、1549年8月15日のことでした。

ザビエルは、元をただせば、フランスとスペインの国境に位置するザビエル城の城主の息子で、まっとうに成長すれば、軍人になるはずの人でした。
それが、齢四十三にして宣教師として極東の島国を訪れ、キリスト教を布教し、わずか二年の間に大きな足跡を残して去ったわけです。

ザビエルが日本を訪れるに至るまでには、三つの運命的な「出会い」があったと思います。

一つ一つの出会いは、個々人の小さな出会いだったかも知れません。
けれども、そのうちのどの一つが欠けても、ザビエル上人が日本にキリスト教を広めることにはならなかったはずです。そして、イエズス会の修道士が日本を訪れなかったなら、安土桃山時代以後の日本史は、どれだけ変わったことでしょう…

そう考えると、人と人との「出会い」とは、実に不思議なものだと思う次第です。


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なお、上記の「弥次郎」という人物の名前は、彼に関する当時の日本側の資料が存在しないため、多くの本で「アンジロー」または「ヤジロー」と記されています。



参考文献
◆ 人物叢書 新装版 ザヴィエル 吉田小五郎著 吉川弘文館 1959年4月30日第一版第一刷発行 1988年5月1日新装版第一刷発行 1995年11月20日新装版第三刷
◆ フランシスコ=ザビエル 東方布教に身をささげた宣教師 日本史リブレット044 浅見雅一著 山川出版社 2011年9月10日第一版第一刷印刷 2011年9月20日第一版第一刷発行
◆ ザビエルの同伴者アンジロー 戦国時代の国際人 歴史文化ライブラリー126 岸野久著 吉川弘文館 2001年9月1日第一版第一刷発行

裁判さまざま

 古代エジプト屋こと高杉ナツメです。

 今回は、歴史の中の裁判について調べてみました。

 ①『雄弁な農夫』は古代エジプトの文学作品です。
 漫画の中では端折りましたが、話の中に出てくる王の名前から、第一中間期(紀元前2100年頃)のネブカウラ・クヘティ三世の治世下で起きた実話が元になっているのだろうと考えられます。

 ②「ソロモンの裁き」は、日本では「大岡裁き」として知られています。
 旧約聖書の「列王紀上」第三章に書かれています。

 ③「ドレフュス事件」は、一介の軍人にまつわる冤罪事件が発端ではありましたが、のちにフランスの国論を二分する大論争に発展したものです。その後のフランスの政治に大きな影響を与えたので、知っておいて損はない事件です。

 日本の歴史の中では、鎌倉時代の「貞永式目」で知られる北条泰時が、土地の相続に関して上手く裁いた裁判記録があるようです(『沙石集』)。

 「法律なんてムズカシイ」と敬遠せずに、万一の時のための「転ばぬ先の杖」とでも思って、日ごろから法律知識を持っておきたいものです。


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参考文献
◇フランス文学案内 篠沢秀夫著 朝日出版社 1980年6月30日第一版
◇詳説世界史研究 改訂版 木下康彦ほか編 山川出版社 2008年1月30日第1刷発行 2009年10月31日第5刷
◇古代エジプトの物語 矢島文夫編 現代教養文庫835 1974年12月15日初版第1刷発行 1980年4月30日初版第13刷

人類の古いお友だち

「コミティア100」お疲れ様でした。古代エジプト屋こと、高杉ナツメでございます。
今回は「とり部」さまとの合同企画があって、いろいろ楽しかったですね。
しかし、お蔭で、今年に入ってから5月初旬まで、頭の中を鳥ネタが渦巻いていましたよ…。

ところで最近、とある犬好きの友人から
「ペットとして犬が飼われ始めたのは、中世以後なんじゃないの?」
という質問をいただきました。

「中世以後」? つまり、ルネサンス時代から???

そんなに遅くはありません。少なくとも、古代エジプトの時代から、犬は飼われていました。
人類と犬とのお付き合いは、意外に古いんです。

というわけで、「とり部」からの連想ではありませんが、ペットのお話。


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※今回、モノクロの資料が多かったので、色は かなり適当に塗っています。

参考文献
◆[図説]古代エジプトの動物、黒川哲朗著、六興出版、1987年8月20日初版、1989年2月20日第2刷
◆エジプト古王国(世界古代史双書3)、シリル・アルドレッド著、屋形禎亮訳、創元社、1971年1月10日第一版第一刷
◆Egypt's Making – The Origins of Ancient Egypt 5000-2000BC, Michael RICE, First published 1990 by Routledge, Paperback edition first published in 1991, Reprinted in 1993, London and New York.
◆In the Shadow of the Pyramids – Egypt during the Old Kingdom, Text by Jaromir MALEK, Photographs by Werner FORMAN,
Little, Brown and Company, First edition 1986.
◆L'Art Egyptien au Louvre, Florence MARUEJOL, Editions Scala, 1991.
◆The British Museum Dictionary of Ancient Egypt, Ian SHAW and Paul NICHOLSON, The British Museum Press, First published 1995,
First published in paperback 1997, This pocket edition first published 2002.
◆Atlas of Ancient Egypt, John BAINES & Jaromir MALEK, Published by Phaidon Press Ltd., 1980, reprinted 1983,1984,1985,1986,1987,1988,1989.


春は砂嵐の季節

エジプトを愛する高杉ナツメでございます。
春というと、エジプトは砂嵐が吹くので、あまり観光には向かないといわれます。

「風が吹くと桶屋が儲かる」…というわけではありませんが、何だか連想してしまったので、歴史上の偉大な盲人たちのお話をいたしましょう。

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参考文献
◆わがエジプト――コーランとの日々、タハ・フサイン著、田村秀治訳 サイマル出版会 1976年
◆ギリシア・ローマ神話辞典、高津春繁著 岩波書店 1969年9月1日第六刷
◆西洋絵画の主題物語Ⅱ神話編、諸川春樹監修 美術出版社 1997年7月10日第二刷
◆世界人名辞典 東洋編、大類伸監修 東京堂 昭和36年9月15日訂正15版

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