こんばんは、上水流(かみずる)です。
10月に入りましが、気温が秋らしくなくておかしな感じです。
体調を崩す人が多いみたいなので、皆様気をつけてください。
今回は『北走新選組』の漫画を紹介していきたいと思います。

この漫画は新選組の作品としては珍しく「箱館戦争」を軸にした短編集となっています。
・「碧に還る」
これは野村利三郎を主人公にした話です。
箱館に転戦して土方歳三のもとで果敢に戦い命を落とした利三郎の憧憬と、
それに真っ直ぐ向かって生きた姿を描いています。
個人的には「星 恂太郎」さんと「春日左衛門」さんが数コマ登場しているのに驚きましたΣ(゚□゚(゚□゚*)
(あまり描かれることがない人達なので)
・「散る緋」
これは最後の新選組隊長・相馬主計を主人公にした話です。
主計が最後の新選組隊長になった時期から最期までを描いています。
新選組の話は土方歳三が死亡した所で終了することが多いので、主計が描かれる漫画はとても珍しいです。
・「殉白」
これは大鳥圭介を主人公にした話です。
圭介から見た「土方歳三」の話を描いています。
箱館戦争時期もあると思いますが、歳三がとても繊細に描かれています。
絵がとても綺麗でとても読みやすいので、戊辰戦争以降の新選組をあまり知らない人にも、
とっかかりの作品として是非読んで欲しい漫画です。
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